改めて問われる防災意識
2018.09.25
Renosta Knot
皆様こんにちは。
白坂です。
最近になり、秋らしく涼しい気候が楽しめるようになりましたね。
個人的にはこの時期が一番好き(というか楽)です。
さて今日は、今年多く続く日本列島各地での災害について綴ります。
今年は、これだけ災害の多い年は過去あったのかなと思うくらい各地で災害が起こりました。
特に記憶に残る災害は。。。
7月6日を中心に集中豪雨のより西日本一帯で河川の氾濫による
床上・床下浸水や土砂災害が相次ぎました。
平成最大の豪雨被害と言われております。
9月4日には最大瞬間風速58.1mを観測した、今世紀最強とされる台風21号。
大阪の都市部にも大きな被害をもたらしました。
そして9月6日には北海道胆振地方中東部を震源とする
マグニチュード6.7の地震が発生し
北海道厚真町で震度7、 安平町、むかわ町で震度6強を観測したほか
北海道から中部地方の一部にかけての広い範囲で震度6弱~1を観測。
札幌市内でも道路の陥没や液状化が起こりました。
まるで映画のワンシーンのようなことが現実に起きています。
恐ろしいことです。
こんなことが多く起きる中、我々の仕事(特にマンションを紹介する業務)において
改めて防災意識が問われることになります。
マンションの売買契約をする前段階で ’重要事項説明’ をさせていただいておりますが
そこには、防災に関する説明事項があり、各ハザードマップなどでマンションが建つ
そのエリアがどういう区域なのかを説明しております。
ただ実際に、ハザードマップ等で土砂災害や浸水の危険を指摘していても
それを重く受け止めている事業者や住民はどれだけいるのかはわかりません。
一方で危険とされる場所に住めないとすれば、どこも紹介できないと指摘する人もいるでしょう。
なかなか難しいことですが、しっかり災害リスクを認識しながら
住生活ニーズに応えていくことが私達の重要な課題となることを
改めて実感した次第でございます。
札幌市にも各ハザードマップが備えられており
地震防災マップ
洪水ハザードマップ
土砂災害危険箇所
等、市のホームページで誰でも確認することができます。
人が抗うことのできない自然の猛威
今後、何も起きないことが一番ですが
いつまた起きるかは誰もわかりません。
防災意識を持ち、皆様が快適な住生活を送れることを願うばかりです。
※写真は私の実家近くの道路。地下には地下鉄が通っています。